絶品グルメに癒し体験も♡ “地元の人だけが知っている”京都・京北の穴場スポット5選
京都府にある京北は、京都の市街地から1時間の穴場エリア。桂川につながる清流として名高い『宇津峡』をはじめ、豊かな自然が魅力ですが、高級木材『北山杉』の産地として京都の雅な建築文化を支えてきた知られざる歴史と伝統が根付く町です。
今回は、2021年10月23日(土)に放送された読売テレビ『クチコミ新発見!旅ぷら』から、地元民たちのクチコミによるおすすめスポットをご紹介します。
※この記事は2021年10月23日(土)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
(1)人気沸騰中のアクティビティで行く「天空の絶景ブランコ」
(2)京北の伝統をさせる鯖寿司専門店「京北すえひろ」
(3)フォトジェニックな穴場?「山國神社」
(4)全国でも珍しい?天然素材100パーセントの「アロマオイル」
(5)京北は納豆発祥の地?「納豆餅」
■1:人気沸騰中のアクティビティで行く「天空の絶景ブランコ」
京北で今人気のアクティビティが“クワッド”と呼ばれる4輪バギー!
『京都・京北 クワッドツアー』(2時間 12,800円・税込)では、京北の美しい里山をこのクワッドに乗って探索しながら、名所旧跡を巡ることができるんです! ※季節・内容により価格変更あり
中でも、最近クチコミで話題になっているスポットが、京北のシンボル『天童山(てんどうやま)』の山頂にある『天空の絶景ブランコ』。
道中の美しい杉林も見どころです。“クワッド”では、普通の車では通ることのできない狭い森の中や斜面が続く山道をラクラク走行でき、北山杉の森を間近で眺めながら爽快に走り抜けることができます。麓から約1分で山頂に到着!
山頂までいくと、桂川上流の里山の風景はここでしか眺められない絶景が広がります。
運が良ければ、秋には早朝に“雲海”が、冬には全国的にも珍しい“雪景色の雲海”が見られるかも……?
<施設情報>
京都・京北クワッドツアー
住所:京都府京都市右京区京北下弓削町勝山10
電話番号:080-2433-0105
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
■2:京北の伝統を支える鯖寿司専門店「京北すえひろ」
ここ京北は、かつて日本海でとれた鯖を京の都へ運んだ最短の街道“西の鯖街道”が通る町。
古くから鯖寿司を食べる文化が根付いています。
そんな京北の伝統を守りつづける鯖寿司専門店『京北すえひろ』。
京北名物『杉鮓(すぎすし)』とは一体……?
京北でとれる香り豊かな天然杉を薄くスライスし、その杉で鯖寿司を美しく包んだ日本唯一の『杉鮓』(2,808円・税込)。
杉に包むことで臭みをとり、鯖本来の旨味を引き出します。
かつては京の都に届けられる貴重品だった鯖をより美味しくいただくために生まれた知恵。杉の清々しい香りもほのかに香る名物グルメです!
<店舗情報>
京北すえひろ
住所:京都府京都市右京区京北上弓削町段上ノ下16
電話番号:075-854-0113
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
■3:フォトジェニックな穴場スポット「山國神社」
北山杉の山々に包まれるようにして建つ京北の総鎮守『山國神社』。
京都市で最も北に位置する“京北エリア”は、秋の紅葉も市街地に比べて早いのが特徴。
桓武天皇による平安京遷都の際、この地の良質な木材を調達するために本殿が建てられたのがその始まりで、京北随一の名所です。
この『山國神社』は、幕末・戊辰戦争で、この地の兵隊が出陣の誓いを立て、見事勝利に導いた“大願成就”の神社でもあります。
『山國神社』周辺では、10月末から11月にかけてが紅葉の見頃! 杉の緑と紅葉の赤、美しいコントラストが見られますよ。
<施設情報>
山國神社
住所:京都府京都市右京区京北鳥居町宮ノ元1
電話番号:0771-53-0026
■4:全国でも珍しい?天然素材100%の「アロマオイル」
全国でも珍しい天然素材100%のアロマオイル製造工房『K・Kファーム 杉乃精』は、各地からアロマセラピストがこぞって買い付けに来るのだそう。
北山杉に代表されるさまざまな植物が自生している京北。
その豊富な自然資源を利用して家具やインテリアの木工品など、特産物もたくさん作られています!
『K・Kファーム 杉乃精』では、自家製の精油機を使用して、天然杉を蒸し上げて純度100%のアロマオイルであるエッセンシャルオイルを抽出します。
ここ京北でアロマオイルの原料となるのは、杉や柚子など、すべての植物。
それを鍋に入れて蒸すことで、“植物のオイルを含んだ蒸気”が発生。
その蒸気を冷却パイプで冷やすと、オイルと水が分離し純度100%のアロマオイルが抽出できるんです!
杉の場合、10kgの原料から抽出できるのはわずか10ml。自然素材のみで作られる『杉のアロマオイル』(3ml 2,200円/5ml 3,300円・各税込)は世界的にも貴重!
お風呂に数滴垂らして使用したり、アロマディフューザー(芳香器)を使うと、その上質な香りに癒されます!
また、杉の他にも、オススメが!
和菓子などの高級楊枝の原料として知られ、京北に自生する『クロモジ』からとれるオイルはとても貴重で葉っぱや枝だけでなく、幹も丸ごと粉砕して使用。
それでも、杉に比べて抽出できるオイルの量がおよそ半分という希少品。
天然のクロモジ100%のアロマオイル『黒文字のアロマオイル』(3ml 3,300円/5ml 4,400円・各税込)は、世界的にも珍しいといわれ、国内外の有名ホテルからも注目されています。
そして、こちらの工房ではアロマオイルの製造見学だけでなく、里山の工房ならではの“薪割り体験”ができます。
さらに、オイルを抽出した後のクロモジや天然杉の“蒸しガラ”には意外な癒やし体験が! 蒸しガラに残った天然アロマオイルの成分により熱が逃げにくいため、足をうずめれば、体の芯から温まり、温浴効果は抜群! 沐浴ならぬ“足浴(そくよく)”体験です。
最初は熱いですが、熱さに慣れると気持ち良くなり、全身が温まります! アロマの香りで極上のリラクゼーションを体験できますよ♡
■5:京北は納豆発祥の地?「納豆餅」
実は、京北が納豆発祥の地という説があるんです!
今から600年以上前の南北朝時代、京北にある『常照皇寺(じょうしょうこうじ)』の僧侶が村人からもらった煮豆を腐らせてしまい、それを食べてみると美味しかった……という逸話があります。
京北では昔から、納豆を餅にくるんだ『納豆餅(なっとうもち)』が名物。正月には納豆を餅にくるんで食べるという風習が今も残っているんです。
そして、『K・Kファーム 杉乃精』では、先ほど紹介した“足浴”や『納豆餅』を含む『工房見学ツアー』(5,500円・税込)が体験あります。※要予約
京北で食べられている『納豆餅』は、さらに進化! 餅をつく時に、納豆を混ぜ込んで作るタイプの『納豆餅』が人気なんだそうです。
納豆の粘り気が加わって、さらにモチモチに! 納豆が苦手な人や子どもでも、「コレなら食べやすい!」とのこと。
<施設情報>
K・Kファーム 杉乃精
住所:京都府京都市右京区京北熊田町新田50
電話番号:075-852-1668
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
11月までが紅葉の見ごろとのこと。京北の“秋”も感じてみては?(文/anna編集部)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『クチコミ新発見!旅ぷら』(毎週日曜 あさ10時55分~)
この記事は2021年10月23日(土)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
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