冬はジビエが食べたくなる季節!森の京都ジビエフェアに行こう!!
“森の京都”と呼ばれる京都府中部は、その名のとおり約8割を森林が占めており、多くの野生鳥獣が生息するため、狩猟も盛んに行われています。
そんな森の京都の魅力のひとつが近年注目の狩猟食肉「ジビエ」。
KYOTOSIDEでは今回、山野を駆け巡り自然の恵みと旨味がたっぷり詰まったジビエと、さまざまな調理法のジビエ料理を楽しめる「森の京都ジビエフェア」についてご紹介します!
ジビエってなぁに?
ジビエとは、狩猟で捕獲した天然の野生鳥獣の食肉のことで、語源はフランス語です。
代表的なものとして野生のシカやイノシシが知られていますが、カモやキジ、野ウサギなど狩猟対象となる野生鳥獣にもあてはまります。
ジビエは、狩猟後すぐに適切な処理を行わないと美味しく頂けないのですが、近年狩猟後の処理方法が一定確立されたことや、調理方法が工夫されたこともあり、お店でも家庭でも美味しく食べられるようになり私たちにとっても身近な存在となってきました。また、高タンパク&低カロリー、鉄分たっぷりのヘルシー食材として女性を中心に人気が一気に高まり、一躍世間の注目を集める食材となっています。
代表的な2つのお肉の特徴は、以下のとおりです。
●シカ肉→脂肪が少なく鉄分が豊富。貧血や冷え性予防に役立つ食材!
●イノシシ肉→疲労回復に効果的なビタミンB群が豊富。コラーゲンも多いので美容にもオススメ。
どうしてジビエの「旬」の時期は「冬」と言われるの?
ジビエは冬が旬と言われています。
これは、京都府内で狩猟が解禁される期間が毎年11月15日~翌年2月15日までと定められており、新鮮なジビエはこの冬の期間に流通量が増えて、食べることが可能だから…なのですが、実は現在、先述のとおり適切な狩猟・処理方法のおかげでジビエは1年中、美味しく食べることができるようになってきたと言われています。
ジビエ=冬の印象が強いのは、冬に備えて栄養をためこみ脂がのった状態のイノシシが多いのと、お鍋の具材としてイノシシ肉やシカ肉が重宝されていることもあるようですね。
寒い冬、身も心もほっこり出来るジビエのお鍋は最高のごちそうです。ちなみに、冬のシカは脂が少ないので、女性にオススメだそうですよ。
ジビエ料理が楽しめる!森の京都ジビエフェアへ行こう!
「…ジビエ、ちょっと食べてみたいな〜」って気持ちが湧いてきた方に朗報です。
「森の京都」の魅力のひとつであるジビエをたくさんの方に食べてもらおうと、京都府では12月8日(土)〜2019年2月11日(月・祝)の期間、「森の京都ジビエフェア」を開催します!
期間中、亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市、舞鶴市にある飲食店62店舗で、オリジナルのジビエメニューを食べることができるのです!!
フレンチ、イタリアン、和食に中華、焼き肉や居酒屋など、さまざまなジャンルのお店でそれぞれ、オリジナルのジビエ料理が提供されます。
イノシシ肉を使った「ぼたん鍋」でも、ほどよく脂がさした赤身のお肉「赤バラ」を楽しむお店や、コラーゲンたっぷりの「白バラ」の脂身を楽しむお店、味噌味やしょうゆ味のスープのお店などがあるそうで、食べ比べしてみるのもよいかもしれませんね!
オーソドックスなお鍋から、シチューやアヒージョ、お寿司に定食、カレーにコロッケなどなど、気になるジビエ料理があれば、この機会にぜひ現地へ行って味わってくださいね!
そして…ただ食べに行くだけじゃ終わらない!?
ジビエフェア参加者を対象に、抽選で鹿肉ソーセージや鹿肉まん、鹿革のペンケースのジビエ商品が当たるスタンプラリー企画も実施されるそうです。
1〜2店舗行くだけで応募可能ということで、ぜひ応募してみてくださいね♪
この冬のお楽しみのひとつ「森の京都ジビエフェア」、ご家族や友人、カップルで、冬の味覚ジビエを、たっぷりご堪能ください^^
■■INFORMATION■■
第2回森の京都ジビエフェア
期間: 2018年12月8日(土)〜2019年2月11日(月・祝)
開催店舗:亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市、舞鶴市の飲食店62店舗
問い合わせ
0771−22−0133(京都府南丹広域振興局 農林商工部 企画調整室)
0773‐62‐2508(京都府中丹広域振興局 農林商工部 企画調整室)
店舗詳細など、下記HPをチェック!!
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森の京都DMO
https://morinokyoto.jp/
■■SPECIAL THANKS(監修)■■
京丹波自然工房
ジビエを扱う食肉処理施設。2018年9月、衛生や流通管理が徹底されている「国産ジビエ認証施設」(農林水産省)第1号に認定。地域資源の活用としてのジビエの普及に務める。
TEL:0771-82-0802
http://www.kyototanba.net