終電後の駅に潜入!駅構内をドローンが飛ぶ?「大阪メトロ・阿波座駅の深夜作業」とは
私たちが入ることができない、終電が去った後の駅構内。そこではある作業が行われているんですが、その方法が驚きなんです。
今回は、2020年11月27日(金)に放送された読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』の人気コーナー『情報喫茶店』から、深夜の駅構内の裏側をご紹介します!
※ この記事は2020年11月27日(金)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
■深夜の駅構内で行われている“ある検査”とは?
今回潜入するのは、大阪市西区にあるOsaka Metro『阿波座駅』。
この日、最終電車が去ったあとの深夜に何やら怪しげな作業があるというのです……。
深夜の駅のホームに、何人もの人を発見。
近づいてみると、社員さんが脚立に上がり、天井にあるハッチをオープン。
そして、別の方が取り出したものは、なんとドローンです!
すると、静かな構内にドローンが羽の音を響かせながら飛び立ったかと思うと、先ほど開けたハッチの方へ一直線に飛んでいきます。そして天井の中に吸い込まれていったではありませんか! 実はこれ、ドローンを使って天井裏を点検しているんです。
■障害物があってもスイスイ!ドローンが自由自在に進む驚きの技術
使用しているのは、手のひらサイズのマイクロドローン。360度カメラが搭載されており、この点検用に改造されているのだとか。
しかし天井裏を覗いてみると、配管や配線、吊りボルトなどが至るところに。この中を本当に通れるのでしょうか?
モニターを見てみると、なんと、ドローンは配管や敗戦の隙間を上手にくぐり抜けてどんどん進んでいきます!
カメラで追いかけてみても、安定した操縦技術で障害物をすり抜けていることがわかります。
それもそのはず。実は、操縦士の増田勝彦さんは、マイクロドローン撮影のプロカメラマン。マイクロドローンを使って企業PVや音楽番組撮影など数々の作品を手掛けている一流のドローンカメラマンなんです。そこでOsaka Metroとタッグを組んで、今回の調査が実現したのだとか。
天井裏では、壁や配管に異常がないかを確認するのが主な任務。検査をせずに見過ごしていれば、最悪の場合、電車運行にも支障が出る騒ぎに。これまでは足場を組んでの大掛かりな調査でしたが、ドローンを使えば時間もコストも大幅削減が可能。画期的なこの方法で、今後も天井裏の検査をしていくそうですよ。
【関連記事】<大阪メトロ御堂筋線にある謎の地下空間>普段は見られない「関西の交通機関の裏側」いかがでしたか? いつも利用している駅では、私たちの知らない間にこんな作業が行われていたのですね。最新技術の凄さにびっくりです!(文/ななえ)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』(毎週金曜 よる7時~)
※ この記事は2020年11月27日(金)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
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