ここはさすがに…と諦めていたスペースを有効活用!プロ直伝「賢い収納術」6つ
限られたスペースをいかに有効活用するかがカギになる、お部屋の収納。実は気づかない間に使えるスペースを無駄にしてしまっているかも。
そこで今回は、今までうまく活用できていなかったスペースをどう収納すればいいのか、収納のプロがご紹介します!
ちょっとした隙間から手の届かない場所まで、何気ないデッドスペースを有効活用してみましょう。
1:狭い隙間は「マグネット」で即席収納
出しっ放しにしておきたいけれど、直置きやカゴにまとめて入れるのは掃除の邪魔。
そんな出しっ放し収納は、マグネットを活用すると便利です! 多い冷蔵庫をはじめ、レンジや洗濯機など、家電の側面は、マグネットが使えるケースが多いもの。
また、ユニットバスの壁面もサビにくいマグネットを使って、ぶら下げ収納を活用すれば、掃除がラクになりますよ。
2:手の届かない場所は「ファイルボックス」で簡易引き出し
キッチンの一番のデッドスペースと言えば、届きにくく、奥が見えない天井付近の収納スペース。
吊り戸棚や作り付けの食器棚など、何かと天井近くまで収納はあっても、上の部分は“滅多に使わないものの収納”として無駄にしてしまいがちです。
そこで、ファイルボックスを使って収めれば、どんなものも出し入れがスムーズ。奥まで見えないスペースも引き出してパッと見えるので、管理しやすい便利な収納スペースに早変わりです。
3:余った壁は「ハンガー」で穴をあけずに引っ掛け活用
壁の収納といえば、取り付けが切っても切り離せませんよね。しかし、ビスの穴をあけるのは無理という方も多いはず。
そんな方は、ドアの上部に引っ掛けるだけで簡単に扉裏が収納スペースになる扉用のハンガーがおすすめ。通販サイトやインテリアショップなどで、いろいろなデザインのものが売られていますよ。
5:引き出し内の空きスペースは「つっぱり棒」で区切り収納
キッチンでの収納の邪魔になりやすいフタ類。
たとえば、キッチンのコンロ下の引き出しに、鍋やフライパンのフタを前板の裏に立てかけながらつっぱり棒で支えてみましょう。収納の邪魔になりやすいフタ類が、引き出し内のスペースを有効に使いながら収納できますよ。
調理を始める際に手に取る鍋やフライパンも、はじめからフタを使うことはほとんどありません。そのため、鍋やフライパンの本体とフタは別にして収納した方が、家事の導線がスムーズです。
引き出しの前板の裏部分を上手に活用することで、同じ収納スペースの中を上手に区切ることが可能です。
6:高さを無駄にしたくない場所は「ラック」で簡単収納
最近では、シンク下も引き出し式の収納しやすいタイプのキッチンも多くみられますね。しかし、開き扉を開ければ仕切りも何もない収納の場合、使い切ることが難しいのが“高さ”です。
その場合、カゴに収納したいものをまとめて入れて、収納内に収めてみたはいいけれど、収納上部がポッカリ空いている……と、なりがち。
高さのあるシンク下の収納空間を有効活用するためには、まずは棚板代わりになる“ラック”を使うと便利。幅を伸縮できたり、奥にある配管を避けて組み立てられたりするシンク下専用のラックなど種類も豊富です。
手の届きにくい高い場所やキッチンまわりなど、家のあらゆるデッドスペースを使った収納方法をご紹介しました。ぜひこの記事を参考に、広々としたお部屋にしてみてくださいね。
※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。