朝迷いがちなアウターはその日の最高気温で決める?気象予報士が教える「冬の服装と乾燥・静電気対策」
冬といえばとにかく体調を崩しがちな季節ですが、日々の生活の中で対策していくことを心がけることで風邪を防ぐことにつながります!
今回は、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー『スケッチ予報』でおなじみの気象キャスター・蓬莱大介さんに、冬の服装や乾燥対策について教えていただきました。
■朝迷いがちなアウターは最高気温で決める!
──冬は気温に合わせてどのような服装をすればいいでしょうか?
12月は、一時的に寒さが訪れますが、全体的に見ると気温は高めになると予想されます。最高気温が15度以下のときはコートは必須!
8度以下になったら厚手の冬用コートを着るのがいいと思います。
■冬の大敵!乾燥・静電気の対策方法
──冬といえばお肌や喉の乾燥が気になりますよね。
実は、地面のコンクリートなどの影響で昔より湿度が下がっているんです。なので、冬の乾燥対策はますます重視するべきなんですよ!
──乾燥にはどんな対策をしていけばいいでしょうか?
晴れた日や北風が強いときほど、空気は乾燥しやすくなります。
冬は汗をかかないので水分補給を忘れがちですが、こまめに心がけてほしいですね。寝るときには加湿器をつけるのも必須です。
──乾燥する前に水分補給で対策していくのが大事なんですね。冬は静電気も気になる時期ですが……。
そうですね。服を脱ぐときなどに静電気が発生すると、静電気に触れた肌や髪がダメージを受けてしまいます。
──お肌にも影響するんですね! 静電気対策はあるのでしょうか?
電気のプラスとマイナスの作用の関係で、不摂生な生活を続けていると身体が静電気を起こしやすくなるのだそうです。静電気に限らず、やはり規則正しい生活やうがい、手洗いが何よりも大切ですね。
■冬に食べたい!あったかグルメ
──冬の食べ物は何がおすすめですか?
寒くなると色んな温かい料理を食べたくなりますが、やっぱり特にお鍋が好きですね。
──蓬莱さんのお気に入りのお鍋を教えて下さい!
水炊きがお気に入りです。九州の水炊きセットを取り寄せたり、あとはモツ鍋もよく食べますね。
何かとトラブルの起きやすい冬。体調や肌荒れに悩まされないよう、今のうちに対策しましょう!(文/anna編集部)
【取材協力】
※ 蓬莱大介さん・・・2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は『情報ライブ ミヤネ屋』、『かんさい情報ネット ten.』、『ウェークアップ!ぷらす』に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる『スケッチ予報』では、ユーモア溢れるイラストが大人気!
【画像・参考】
※ 読売テレビ『かんさい情報ネットten.』(月曜~金曜 夕方4時47分~)
※ 蓬莱大介/Shutterstock(Horimatsu/fizkes/goffkein.pro/kai keisuke)/ウェザーニューズ/anna