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原価100円超えも!? 買う側・売る側も進化している「100均」がスゴイ

2018.08.21

ちょっとした小物から子ども向けおもちゃまで、幅広く膨大なアイテムをそろえる100円ショップ。

2018年6月29日(金)に放送された読売テレビ『かんさい情報ネットten.』の人気企画『カラクリ』では、“売る側”も“買う側”も進化を続ける“100均のカラクリ”を紹介。

カリスマ主婦による、今話題の“100均DIY”とは? 100均の商品の中には原価が100円を超える商品もあるという中、なぜ利益が出せるのでしょうか? 今回は知っているようで知らない100均の今に迫ります。

 

■これで材料費1,000円未満!? カリスマ主婦による「100均 DIY」の進化がスゴイ

画像:読売テレビ『かんさい情報ネットten.』

今、主婦を中心に、“100均”の商品を組み合わせて、オリジナルの家具や小物を作る“100均DIY”が人気だそう。数多くの“100均 DIY”を手掛けるのが、カリスマ主婦であり人気ブロガーの前川さなえさん。彼女の手に掛かる材料費1,000円未満で、驚きのアイテムに大変身するんです。それがこちら。

画像:読売テレビ『かんさい情報ネットten.』

すのこが“ラック”に変身! 材料費は600円です。

画像:読売テレビ『かんさい情報ネットten.』

散らかっていた子ども部屋がスッキリ片付く“おもちゃ箱”。こちらも材料費700円でできちゃいます。

画像:読売テレビ『かんさい情報ネットten.』

魚を焼く網に木の板をつければ、おしゃれな“調味料置き”に! こちらは材料費たった500円。

アイデア次第で自宅をおしゃれにグレードアップ。“100均”ならどのアイテムも100円なので、失敗を恐れずに挑戦できちゃうのも“100均DIY”の魅力ですね。

 

■関西企業に聞く!原価が100円超えする商品でも利益が出る理由とは?

画像:読売テレビ『かんさい情報ネットten.』

バリエーションや品質も驚くほど進化している100均。実際に原価100円を超える商品もあるとのこと。

一体なぜ利益が出るのでしょう? その秘密を探るべく、“100均”の商品を数多く手掛ける和歌山県の株式会社エルオーを訪れました。

画像:読売テレビ『かんさい情報ネットten.』

エルオーの最近の大ヒット商品は、『ステンレスボトルハンギングフック』。シャンプーボトルのノズルにセットして、浴室のタオルバーにかければ、ボトルの側面のぬめりや汚れを防止してくれる優れもの。“つり下げ収納”というトレンドを、いち早くキャッチしたことが大ヒット商品誕生になったそうです。

しかし、100円で売るためには“機能性”と“コスト”のバランスを取るのは、一筋縄ではいきません。

画像:読売テレビ『かんさい情報ネットten.』

そこで、コストで大きな割合を占める商品の運送費に着目。会社の利益を上げるためには、1回の運送で、1つでも多くの商品を運び、輸送費を削減することが重要だそうです。

画像:読売テレビ『かんさい情報ネットten.』

長柄のほうきは、原価100円を超えている商品。

少しでも原料費や人件費を減らすため、3年前にカンボジアに自社工場を立ち上げ、製造されています。それでも原価は100円を超えてしまうようですが、数多くの商品を開発・販売することで、例え赤字の商品があっても、トータルで利益が出せる仕組みになっているとのことです。

企業の地道な努力が利益につながっていたんですね!

 

もはや生活になくてはならない“100均”。買う側にとっても、売る側にとっても、さまざまな工夫が100均の進化を後押ししていたのですね。(文/原田静香)

【画像・参考】
※ Africa Studio / Shutterstock
※ 読売テレビ『かんさい情報ネットten.』(月曜~金曜 夕方4時47分~)

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