TOP 旅とおでかけ 可愛すぎ!話題の『こふん列車』で世界遺産を楽しむ旅はいかが?

可愛すぎ!話題の『こふん列車』で世界遺産を楽しむ旅はいかが?

2019.08.19

2019年夏。藤井寺市と羽曳野市一帯にある、百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録されました。それに伴い、この沿線を走る近鉄電車では記念電車を運行することになったのです!

それがとっても可愛いとの情報を受けたため、今回近鉄電車が主催する見学会に参加し、実物を確かめに行ってきました。

 

■移動時間が楽しくなる!愛らしいハニワだらけの『こふん列車』

3両から成る『こふん列車』は、外観・内観すべてにハニワをあしらった可愛らしい電車です。それぞれの車両の窓には、2体のハニワが車外に向かってポーズを決めています。

画像:anna

連結部には3体のハニワのオブジェが飾られていて、車窓から見えるのどかな風景を背景にすれば、とっても可愛らしい写真が撮れますよ。

画像:anna

さらに車内にある全てのつり革には、ハニワと前方後円墳のデザインがあしらわれています。電車が揺れるたびに、ゆらゆらとハニワが揺れて、思わず動画を撮りたくなるほどの愛らしさです。

画像:anna

こふん列車の楽しみはこれだけではありません。車内には、ハニワや古墳にまつわるクイズが用意されていたり、路線図も古墳デザインを取り入れて他とは違う特別なものになっていたりと、まるで電車そのものがアトラクションのようになっています。

さらに、車内には『隠しハニワ』が! どこにあるかは秘密とのことなので、乗車した際にぜひ探してみてくださいね。

なお、『こふん列車』の運航スケジュールは非公表。いつどこで出会えるかわからないので、見かけられたらとてもラッキー! 乗車には特別な切符は不要です。一般の切符でOKですので、ホームで見かけたら、ぜひ乗車してみてくださいね。

 

■古墳デザインが可愛らしい!思わず集めたくなる『記念切符』

画像:anna

百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録されたことを記念して発売が始まった『記念切符』。デザインは2種類あり、近鉄沿線の一部の駅でのみ販売されている特別品です。

特に2019年8月31日(土)までの期間限定で販売中の『百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録決定記念入場券』(1枚150円/1人5枚まで購入可)は、常に品薄状態とのこと。売り切れ必至のため、お買い求めの際は予め確認を!

画像:anna

もう一つの記念切符『ご当地入場券』(大人150円/子ども80円)は、発売駅ごとにデザインが異なり、全種類を集めてしまいたくなるほどの可愛さ。こちらは通常販売されているものですが、現在は世界文化遺産に登録されたことを記念して、11月30日(土)まで特別デザインでの販売です。お出かけの記念にぜひ!

<商品情報>
百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録決定記念入場券
発売場所:藤井寺駅・土師ノ里駅(※)・道明寺駅・古市駅の窓口
販売時間:始発~終電までの営業時間内(※土師ノ里駅のみ9:30~17:30)
お問い合わせ先:072-955-0037(藤井寺駅)072-956-7016(古市駅)

ご当地入場券
発売場所:大阪阿部野橋駅・古市駅など全30駅
販売時間:窓口営業時間内
お問い合わせ先:近畿日本鉄道株式会社 鉄道本部 企画統括部 営業企画部(商品企画)06-6775-3505(平日9:10~18:00/土・休日は休業)
※他の駅のご当地入場券は購入できません。
※使用する場合は、発売当日1回に限り、入場時刻から2時間のみ有効です。

 

■お土産にも喜ばれる!一口サイズが可愛い『古墳もなか 美陵(みささぎ)』

画像:anna

近鉄・藤井寺駅より歩いて5分ほどの場所にある『料亭こもだ』。こちらに、古墳の形を模した和菓子『古墳もなか 美陵(みささぎ)』(1,200円・税別)が販売されています。

自分で餡を詰めるタイプの一口もなかで、見た目が可愛らしく、お土産や贈り物にも最適です。国産小豆と国産もち米で作られた美陵は、甘さ控えめの餡とパリパリとした食感の最中種が美味しいお菓子です。

画像:anna

販売店となっている料亭こもだは、明治時代から続く老舗の料亭。こちらでは、古墳型の器に古墳をイメージした料理『美陵弁当』(3,000円・税別)をいただくことができます。ぜひ、こちらも召し上がってみてくださいね。

<店舗情報>
料亭こもだ
住所:大阪府藤井寺市御舟町2-47
最寄駅:近鉄『藤井寺駅』
電話番号:072-955-4948
営業時間:11:30~14:00/16:30~22:00(L.O.21:00)
休業日:水曜日・第1火曜日(※水曜日が祝日の場合、翌日休業)

 

古墳もなかは、一目見た瞬間にあまりの可愛いらしさに筆者も購入してしまったほど。普段甘いものをほとんど食べない子どもがぺろりと食べてしまったくらいです。こふん列車に乗って、ぜひたくさんの思い出を作ってみてくださいね。(文/浜田みか)

【画像】
※ anna/近畿日本鉄道株式会社

この記事は公開時点での情報です。最新の情報は各店舗にお問い合わせください。

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