兵庫県立美術館に建築家「安藤忠雄」氏の展示棟が新しくできたみたい。入場無料。どでかい青りんごがインパクト大
兵庫県立美術館に、建築家 安藤忠雄さんの作品が見られる新しい展示棟ができました。入場無料で、県立美術館に入らず、ここだけ見るのもOK。
神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
今回完成した「Ando Gallery(アンドウギャラリー)」は、安藤忠雄さんが、第2展示棟として私費で増築し、県に寄贈したそうです。
そもそも県立美術館は、安藤忠雄さんが設計し、阪神・淡路大震災からの文化復興の象徴として2002年に開館した施設で、完成したギャラリーではこれまでの作品に加え、震災復興の取り組みなどが模型・ドローイングなどで紹介されてます。
これまでの建物の間に増築されてまして、3階建で 延床面積 614.74 ㎡と、なかなかの広さ。
美術館に入館せず「Ando Gallery」だけ見ることもできますし、もちろん、美術館の展示を見ながらも、出入り可能とのこと。
2階が常設展示となってまして、「六甲の集合住宅」といった兵庫県にある安藤建築や、代表作である「住吉の長屋」「光の教会」や安藤忠雄さんの「仕事場」を模型やパネルで紹介。
3階は企画展示スペースで、いまは、来年大阪にオープンする「こども本の森 中之島」など国内外の最新プロジェクトの模型・展示が見られるようです。
屋外オブジェの「青りんご」は、米国の詩人・サムエル・ウルマンの詩「青春」をモチーフに安藤さんが自らデザインし、『挑戦心にあふれる青春のシンボルとして多くの人に触れてほしい』(本人談)とのこと。
「青りんご」へは、AndoGalleryの3階からが近道。
それにしても、でかい。そして、本物っぽい。触ってみたいし、写真も撮りたくなる感じです。
緑が青空に映えそうなので、天気のいい日に行くとフォトジェニックかもしれません。
観覧時間
10:00~18:00
※特別展開催中の 金・土曜日は午後8時まで、 入場は閉館の30分前まで
休館日
県立美術館と同じ
月曜日(祝休日の場合は翌日)
年末年始(12月31日、1月1日)
メンテナンス休館など
観覧料
無料
◆関連リンク
・兵庫県立美術館 – 公式サイト